2026/09/10 18:34

皆さま、こんにちは!

現代のオーボエ演奏において、ダブルタンギング循環呼吸は、目まぐるしいテンポや長いフレーズに対応するための必須テクニックとなっています。

「練習してもなかなか身につかない…」「喉や口がすぐに疲れてしまう…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

実は、これらの特殊技法を攻略する最大のカギは「喉と口への負担をいかに減らすか」にあります!


喉の負担を減らす「リードの仕掛け」

リードが長すぎたり大きすぎたりすると、口だけでなく喉にも非常に大きな負担がかかってしまい、ダブルタンギングも循環呼吸も難易度が跳ね上がってしまいます。

フルートやリコーダー、金管楽器がダブルタンギングをしやすいのは、もともと喉への負担が少ないからです(当店の生徒さんでも、フルートや金管出身の方はすんなり習得されることが多いです!)。

口だけでダブルタンギングの発音「トゥクトゥク、、、、、、」「トコトコ、、、、、、、、、、」

って殆どの人は発音できますよね。リードが口はいると確かに発音し難くなりますが、リード設定が以下なら比較的容易です。

オーボエでも同じように「喉への負担をかけない状態」を作ることが重要です。

  1. リードを短めにする(★最重要!喉の負担が格段に減ります)

  2. 先端の開きを小さく(狭く)設定する

  3. 柔らかめのケーン(材料)を選ぶ

  4. 吹奏感を軽めにする

  5. オーボエのメンテナンスを定期的に出し、楽器を万全の状態にする(めっちゃ大事)

この調整を行うことで喉の力みが抜け、ダブルタンギングはもちろん、息をコントロールする循環呼吸も劇的にやりやすくなります。

リードに音色を求めすぎると特殊奏法しにくくなります。音程も悪くなります。身体も疲れやすくなります。

リードは吹きやすさが大事。


【実体験】ラジオ出演でバッハを循環呼吸で演奏しました!

循環呼吸自体はマスターするのに何年も根気強い練習が必要な技術ですが、大きすぎるリードで練習するよりも、短く柔らかなリードで練習する方が圧倒的に楽に習得できます

最近は昔に比べて演奏スピードが速いです。

例えばモーツアルトの時代は馬車。でも現代は飛行機、新幹線、車、速度が凄く速いですよね。

宇宙にも行ける時代。

ダブルタンギングは必須。循環呼吸も出来ると大変便利。

私自身、今年7月にラジオ番組に出演してオーボエを演奏させていただきました。その際、バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』を演奏したのですが、この曲は息を吸う場所がほとんどありません。

そのため、演奏中のほとんどの箇所で循環呼吸を使用して吹き切りました!

当店(kuwanaga oboe reed shop)で製作しているリードをお使いいただいたお客様からも、「ダブルタンギングや循環呼吸が驚くほどやりやすくなった!」というお声をたくさんいただいております。

放送をお聞きいただいた方も、これからテクニックを身につけたい方も、ぜひ「喉に負担をかけないリード選び」を試してみてくださいね!

https://note.com/shiburadi/n/na48cc73fd673?magazine_key=mc363415feebb