2025/10/04 23:32
オーボエリードを水に浸すお時間は人によって様々なのですが、
私が製作するのに使うケーン材料(口咥える部分)は水を吸うのが早いです。
ですので水に浸すお時間は、ほんの一瞬。
私は水に浸しません。口の中の水分で湿らせます。
私の演奏活動の殆どは、本番前に音出しが出来ません。
10分以上音出しが出来ない状況で演奏しないといけない場合が多いです。
しかも静かに待っていないといけません。
そんな状況ではお水入れにいちいち浸したりできません。
リードがすぐに湿ることが重要です。
オーケストラの曲では100小節程休み、ってこと結構ありますね。
オペラでは頻繁にあります。
そんな時、リードを水に浸す事はリスクもあります。
オーボエのリードはお水に浸す時間が長いとリード先端が大きくなってきます。
またケーンの細胞が水を吸ってパンパンに膨れ上がり、割れやすくなります。
風船みたいな感じです。
長く水に浸し過ぎるとリードを指で触っただけで割れてしまう事もあります。
このようなリスクを減らすために、私は水を吸うのが早いケーン材料を使用しています。
リードを口に咥えてるだけで直ぐ湿りますので、すぐに吹ける状態に持って行けます。
これからの空気が乾燥する季節でも、口に咥えるだけで吹ける状態に持って行けます。
真冬の凄く乾燥した季節は少し長めに咥えたり、1分くらいお水に浸したりもします。
このリードの意見は人それぞれ意見が違います。
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