2025/04/25 01:26

オーボエって音程が大変難しいですよね。

一音一音 結構バラバラだったりします。
例えば 高音域で高いソの音を出した後に第2オクターブkeyを使うラが出てた時、
そのラの音が急激に低くなったりします。
また音が詰まったような感覚、響き、抜けが悪い感じがしますね。
これは楽器の構造の影響で、基本的にはご自身でコントロールをしないといけません。

でもこの第2オクターブkey周辺の音程を劇的に改善する方法があります。

それはリードのチューブ(コルク部分)のメーカーを気にする事です。
チューブのメーカー、種類は沢山沢山ありますが、
ドイツ系のチューブを使用しているオーボエリードの場合は、高音域音程は結構下がります。
高音域の音程を安定させたい場合は、フレンチ系を使うと良いです。
それでもロレーなどのメーカーは高音域下がります。
お勧めなのは、グロタン、ピゾニー。
チューブの内径が大きいのは高音域安定します。
先程のドイツ系(ギュルチオ、クロッファーなど)は内径が小さいです。
グロタンの内径は大き目。
それよりも内径が大きいピゾニー。
この2つは高音域が安定し、しかもハイトーン第3オクターブkeyの音も出やすくなります。

ドイツ系の内径が細いと暗めの音色感になりますが、音程はよりコントロールが必要。
フレンチ系の内径が太いと明るの音色感になり、音程は取りやすい。

私はこのように感じます。


ピゾニーはイタリア製ですが、