2025/04/21 13:27
合奏中にオーボエの自分の音が聴こえな現象は良くあります。
特に吹奏楽の場合は多いですね。オーボエの真後ろにサックス軍団、金管軍団がいますから。
オーボエの音は自分では聴こえなくなりますね。
そんな時は どうするか???
解決方法は
「自分に聴こえないまま吹く」
です。
自分の音が聴こえたら 自分の音量が大きすぎる という事。
そうすると自分の音がビリビリと変な音に聴こえてしまいます。
チャルメラに聴こえてしまいます。
実は自分に音が聴こえていなくても 結構客席には響いていたりします。
指揮者にオーボエ聴こえない!!と言われても、実はお客さんには聴こえています。
そんな中で大きな音で頑張ってしまうと、音に品が無くなったり、客席では大きすぎる音になったりします。
自分には聴こえないから、大きく吹く⇒ビリビリする⇒思いっきり吹くので音程が高くなる⇒リードを長くする、重いキツイリードを使う⇒すぐ疲れる、身体が力んで吹くので指が回らない、喉にも力が入る、⇒長時間吹けない。
と悪循環になってしまいます。
どうすれば良いか、、、
それは自分の吹いている時の振動を感じ取る です。
楽器を吹くとその振動を体で感じ取ることが出来ます。
慣れてくると その振動の仕方で 自分の音量、音色感、音程も、
自分の音が聴こえなくても判断出来るようになります。
特に吹奏楽の大音量の中では自分の音は聴こえないものです。
聴こえたら自分の音量は結構大きいという事。
リードの振動、楽器の振動を身体で、頭蓋骨、で感じ取りましょう。
そうすると心も身体も楽になります。
フランス人は73ミリとか長いリードで吹いていると聞きます。身体がデッカクてパワフルですからね。
ドイツ人は71ミリ位と聞きます。
オランダ人は66ミリ位 ものすごく短いと聞きます。昔はチューブ(コルク部分)をノコギリで切っていたそう。物凄く脱力してふかれますね。
アメリカ人のリードは沢山削ってあって、ロングスクレープと言います。アメリカ人も脱力して吹きますね。
国によって 体系 骨格の違いでリードのサイズは様々です。
我々日本人が欧米の骨格の方々を真似ても上手くいかないと思います。