2024/03/07 20:59

オーボエのリードを製作する人は、自分が演奏する機会の目的に合わせて製作しています。

例えば2番オーボエ担当で1st 1番オーボエを吹くリードを使っても上手くはいかないと思います。

2番奏者は低音が多い しかも低音弱音ppが多いですね。特にドボルザークの2番オーボエなんて神経すり減らしますよね、、、

そういう場合は2番奏者にお勧めオーボエリードが良いと思います。モーツアルト等凄く繊細な曲の1番オーボエさんもこちらが良いと思います。


***1番奏者向けオーボエリード

オーケストラや吹奏楽でしっかりと音を目立たせて吹く用。
吹奏楽につていは1番奏者、2番奏者共に しっかり吹くと思いますので、こちらをお勧めします。
硬いケーン材料を使用しています。
ただモーツアルト等 古典派で柔らかく吹きたい場合は2番奏者用をお勧めします。(ピゾニー チューブ使用が良いでしょう)
https://kuwanagareed.theshop.jp/items/82255579


***2nd奏者の場合は やや柔らかなケーン材料を使用したものが良いと思います。特にオーケストラ2番奏者については柔らかな音、特に低音域の弱音が求められると思います。ドボルザークの2ndオーボエは低音の弱音が多く凄く凄く嫌で大変ですよね。そういう場合に1stオーボエ用リードを使っても上手くいかないと思います。
そういうシビアな曲にお勧めです。
やや柔らかなケーンですので、硬いケーンに比べて口が疲れ難く楽です。
吹きっぱなしの曲、バッハなどもこのリードにすると長時間吹いても疲れ難いです。バッハは音大生でも曲途中で苦しくなって吹くのを諦めてしまう人 意外と多いです。音色感も大事ですが、まずは曲が通せるのは凄く大事と思います。
https://kuwanagareed.theshop.jp/items/83967 475

2番奏者用よりも もっと柔らかなケーンを使用したリードもあります。
私は演奏の仕事では普段こちらを使用しています。とてもとても楽です。
ただし息は優しく暖かく吹いてください。思いっきり吹くべきではありません。ほんの少しの息で演奏出来ます。
https://kuwanagareed.theshop.jp/items/74409586