2024/02/28 03:38

今日は 昭和音大の音楽教室 藤沢校でのオーボエレッスンでした。


今日の生徒さんを見ていて思ったのが、口の筋肉が弱い。
この口の筋肉が弱い方は結構いらっしゃいます。
オーボエってリードを噛んだらいけない!!
とよく聞きますが、、、
実は、、、
噛まないといけません。
実は噛まないと良い音は出ません。
特に上唇が弱い方が多いです。
上唇がキチンと巻けていなく、しかも力を入れられない。
これをちゃんと負けて噛むと 良い音がするのです。
よく音がビリビリする という表現を耳にします。
これは上の唇が凄く影響しています。
まずはきちんと唇を巻き込みましょう。それで随分と解決します。

巻けてなくて唇が出ている人が多いです。鏡を見て練習しましょう。
巻けるといいことが沢山あります。
音が綺麗になる。音程が良くなる。コントロールが効く、。ダイナミクスがはっきりする。

唇が巻けていないのに無理して喉に力を入れすぎて吹いている人が多く、
それで音程も悪く、ビリビリし、すぐ疲れてしまう。
ビリビリを解決するのにリードの振動が少ない、倍音の少ないリードを選んでしまう。
たしかにそうするとビリビリは少なくなります。
しかしそうすると音の立体感、音の豊かさがでません。振動が少ない音になってしまいます。倍音の豊かさが大事です。
また合奏中大きな音の時に自分の音響きが感じ取れません。
合奏中大きな音の時はオーボエは頑張って吹いてはいけません。
オーボエは音が良く通るので、頑張るとお客さんの所で凄く煩く聞こえます。
オーボエは小さな音でも客席に音が届きます。
でも周りの音が大きいと自分の音は聞こえませんよね、、、
ではどうするか!!
リードのビリビリを感じ取るのです。
小さな音でビリビリを感じ取り、骨、頭蓋骨を響かせます。頭蓋骨でビリビリを感じ取って音程や音色感、音量を判断するのです。
音は自分に聴こえていなくても色々判断できます。
大音量の時に頑張って吹いて自分の音が聴こえたら、それは良い演奏ではありません。音は聞こえないものです。
オーボエは頑張って吹くものではありません。
心に余裕を持って吹くものです。ただでさえ心がやられてしまう楽器ですから、、、

長くなりましたが、リードだけでのPPロングトーン、リードを手で支えずに口の力だけでロングトーン練習しましょう。
基本の音はH シ。
それができるようになったらC,Cis D 下のB
これらを同じように練習しましょう。
これだけで 1か月後には音が綺麗になり、音程もコントロールできるようになりますよ。

リードのみロングトーン練習は超超超めっちゃ大事!!!

文章ではなかなか伝えるのは難しいので、
是非 レッスンにいらしてくださいね。

<p id="ref_64cbef882abaf400188ea8da_oboe-instructor"><a href='https://www.zehitomo.com/profile/kuwanaga-oboe-r-qnBdJzUVL/pro' target='_blank'>ゼヒトモ内でのプロフィール: 中野区のオーボエ教室 kuwanaga oboe reed</a>,&nbsp;<a href='https://www.zehitomo.com/learning/music/music-instrumental-wind/oboe-instructor' target='_blank'>ゼヒトモのオーボエレッスンサービス</a>,&nbsp;<a href='https://www.zehitomo.com' target='_blank'>仕事をお願いしたい依頼者と様々な「プロ」をつなぐサービス</a></p>