2024/02/09 17:58

生徒さん方やアマチュアさん、学生さんの指使いを見ていると、もっと楽な指使いがあるのになぁー、といつも思います。

先日もお話しましたが、gis fisの連結です。ソ♯、ファ♯

これはオーボエのカタログにも記載されていますね。

オーボエは値段が下がれば下がるほどkeyの数が減っていき、出来ない事、不自由さが増えてきます。

このgis-fis連結は よほど古い楽器でない限り、ほとんどのオーボエに付いています。

gis-fis 連結は、左手ソ♯の指を押さえっぱなしで、小指を離さずにファ♯の音が出ます。トリルができます。 ファ♯よりも下の音も使えます。

例えば、下ミ、ファ♯、ソ♯と楽譜に連続している場合、

ミを吹く時にソ♯keyをあらかじめ押しておくと、

右手を順番にミ ファ♯ ソと離すだけで、

ミ ファ♯ ソ♯ とすんなり楽に吹けます。


ただし!

これは 楽器の調整、メンテナンスがきちんと出来ている状態でないとできません。

逆にこれができない場合、ソ♯keyを押したまま、ファ♯よりも下の音が出ない、出にくい、かすれる、場合は、

楽器調整が狂っている、他の部分もネジが狂っている可能性が高いので、メンテナンスに出しましょう。リペア、調整が終わっても この部分は必ずその場で確認しましょう。

リペア屋さん、意外にこの部分忘れている場合も多いです。

同じようにes dis 連結keyや低音cis h連結keyなど、あと高音域や、ckey.ハーフkeyの高さ、など必ず その場で確認しましょう。

意外にリペア屋さん、忘れています。


オーボエはプロにレッスン受けた方が良いです。