2024/01/13 05:14
先日1月8日に故郷 山口県宇部市でのオーボエ・リサイタルが終了しました。
それまで kuwanaga oboe reedショップの発送をお休みさせていただいておりました。
本日より順次発送致します。到着まで もう少しお待ちください。
今回のリサイタルに向けてオーボエリードは100本程、ダモーレリードは50本程、イングリッシュホルンは15本程製作しました。
その中で本番用にと用意できたのは、それぞれ5本でした。
リードって難しいです。
沢山沢山作っても自分の理想に完全に満足できるリードは出来ません。
少し理想に近いリードは出来るので、あとはリードで満足できない部分を練習しまくってカバーする。
これが良い演奏のコツと思っています。100%合格のリードはこの世に存在しません。
もちろん本番用で無いリードで練習しまくります。
山口県に入ってからは朝から晩まで練習してました。
ピアノやファゴットさんとの合わせは2日間のみ、1日に ほぼ1回通して終わりでした。
演奏会前って精神的に壊れていて、ピリピリしてるし、緊張で夜の寝れないし、、、
そんな状況では本来良いリードのはずが凄く調子悪く感じる、
その現象が今回もありました。
こういう時って本番終わって吹いてみたら悪いと思っていたリードが超良かったりします。
プレッシャーの影響だと思います。
オーボエって大変な楽器ですよね。
リードに心が左右される。良いと思っていたリードが本番中に調子悪く感じる。
「あれ~、、、」って思いながら吹かないといけない。
でも、、、
実際この現象を感じているのはオーボエ吹き本人だけで、
周りの方は全く気にしていないんですよね。
オーボエ・リサイタルは70名くらいのお客様予定のはずが、当日合計120名ほどのお客様にらして頂きました。
ほぼ満席で、椅子を追加しても足りず、楽屋の椅子も追加するほどでした。係りの方が椅子を探し回っていました。
今回は私が把握している範囲ですが、地元 山口県宇部市をはじめ、下関市、山陽小野田市、山口市など県内方々、そして福岡県からも、そして福島県から、、
そして何と!渋谷のノナカ・ダブルリードギャラリーの元店長(現マネージャー)さんも東京から駆けつけてくださいました。
私が高校生の時に習っていた広島の師匠(広島交響楽団)もいらして下さいました。
そして元生徒さんがドイツからいらしてくれて超ビックリしました。
小学校、中学校の同級生達も!そして当時の吹奏楽部の顧問先生、現校長先生もいらしてくださいました。
演奏の模様は そのうちですが私のYouTubeチャンネルに随時上げていきます。
今回は他の方々がやらないような面白いプログラムで、
1部は音楽鑑賞教室風のプログラム
誰もが知っている、聴いたことのある曲を集めました。
サン=サーンスの白鳥 愛のあいさつ 新世界、ボレロ、マルチェロなどを演奏し楽器紹介も。
オーボエ、オーボエダモーレ、イングリッシュホルンの紹介、演奏をし、子供達でも楽しめるように学生は無料にしました。
2部は バッハのカンタータをオーボエ ファゴット ピアノに編曲してもらったものを演奏。
ダモーレも使用しました。
3部はバッハのビオラ・ダ・ガンバ ソナタをオーボエ・ファゴット・ピアノで。
楽章間に拍手がくると大変嬉しいですね。音楽の本場ドイツでも素晴らしい演奏の時 楽章間で拍手しますもんね。
演奏後はノナカ・ダブルリードギャラリーの方と親しい方々と飲み会。私は普段飲みませんが、4年ぶり位に飲んだビールは超おいしかったです。ビールを初めて美味しいと感じました。
ご来場いただきました方々、会場設営、受付、録画などご協力頂いた方々、大変大変ありがとうございました。
チラシも沢山配って頂きました。ありがとうございます。
お土産も お花も沢山頂きました。
新しい出会いも沢山ありました。
ありがとうございました。
また次回1年後位を考えています。これから地元 宇部市の音楽業界を盛り上げていけたらと思っています。
そして今年中に東京都内で!!前向きに考えています。
結構ご要望が多かったりします。その時はまたお知らせしますね。
今回の演奏の模様はYouTubeに上げていきます。
長くなりましたが 今年もよろしくお願い致します。
新商品も予定しております。
